徳島自動車道を走っていると必ず目に入るのが吉野川ハイウェイオアシスですが、ここは普通のサービスエリアだと思って入ると少し戸惑うかもしれません。手前にある吉野川SAと長い通路でつながった奥にある施設なのですが、淡路島のハイウェイオアシスのような華やかさを期待すると、ちょっと場末のドライブインのような雰囲気を感じる人もいるようです。
それでも、関西から高知方面へ向かう際の休憩ポイントとしては非常に貴重で、お遍路さんのトイレ休憩や長距離ドライバーの仮眠場所として長く親しまれています。今回は、実際に立ち寄った人たちがどんな感想を持っているのか、気になるポイントを整理してみました。
サービスエリアとは一味違う地域の交流拠点としての顔
吉野川サービスエリアからも歩行者専用の通路を使ってアクセスできるこの場所は、単なる休憩所というよりは地域の交流施設といった趣があります。建物の裏手には吉野川がゆったりと流れていて、美濃田の淵と呼ばれる景勝地を眺めながら散歩できるのはこの場所ならではの贅沢です。
最近ではテレワークオフィスやエシカルな商品を扱うセレクトショップが入るなど、少しずつ新しい試みも始まっているようですが、基本的には昔ながらののんびりした空気が流れています。活気がある時とない時の差が激しいという声もありますが、静かに景色を楽しみたい人にはちょうど良い場所かもしれません。
吉野川ハイウェイオアシス 子供
家族連れにとっての大きな魅力は、ふるさとゾーンにある公園や遊具です。長いドライブで飽きてしまった子供たちが体を動かして遊べるスペースがあり、芝生の上で吉野川を見ながらお弁当を広げることもできます。派手なアトラクションがあるわけではありませんが、滑り台などの基本的な遊具が揃っており、家族でゆったり過ごすには十分な広さがあります。
野外ステージでは阿波踊りが見られる時期もあり、運が良ければ徳島らしい文化に触れることもできるので、子供にとっても良い思い出になるはずです。ただし、平日などは店が閉まっていることもあるので、その点は注意が必要かもしれません。
吉野川ハイウェイオアシス 温泉
多くの人がここを目的地にする理由の一つが、日帰り入浴施設の美濃田の湯です。高速道路を降りずに温泉に入れるというのは非常に便利で、登山後や長距離運転の疲れを癒やすのに最適です。
露天風呂には日本酒や生姜、アルガンオイルといった少し変わった一人用の浴槽もあり、ほのかな香りを感じながらリラックスできます。ジャグジーやサウナからも周辺の風景を楽しむことができ、スーパー銭湯レベルの設備が整っているのは驚きです。以前は営業自粛などで利用できない時期もありましたが、再開後はやはりドライブの疲れをリセットする最高の場所として重宝されています。
吉野川ハイウェイオアシス 食事
食事に関しては、正直なところ意見が分かれる部分でもあります。フードコートでは徳島ラーメンや讃岐うどん、カレーライスなどが提供されていますが、昔ながらの作り置きスタイルに不満を感じる人もいれば、手軽に食べられて助かるという人もいます。特にうどんは好みによりますが、腰の強さを求める人には物足りないと感じることもあるようです。
一方で、お土産コーナーには四国の特産品が豊富に揃っており、中には成城石井のセレクト商品が置いてあるなど、買い物に関しては意外な発見があります。美味しいものをじっくり味わいたいなら、セレクトショップで見つけた地元の美味いものを買うのが一番の正解かもしれません。
